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Khmr (ISO 15924) ( リダイレクト:クメール文字 ) : ウィキペディア日本語版 | クメール文字[くめーるもじ]
クメール文字(くめーるもじ 、)はカンボジアの公用語であるクメール語を書くのに使われる文字。東南アジアの文字の中で最も歴史がある。文字が誕生して数百年間はサンスクリットを表記するための文字だった。タケオ州アンコールボレイ()で見つかった最も古い碑文のクメール文字は西暦611年のものだが、文字自体はもっと古くから使われていたと見られる。またこの文字はカンボジア内の文字を持たなかった少数民族の言語にも用いられた。 ==概要== クメール文字は表音文字であり、子音文字と母音記号の組み合わせによって表記される。子音が音節内で連続する場合は、2つ目の子音は脚文字とよばれる形で書かれる。クメール文字表記の特徴として、子音文字は二つの種類に分けられ、どちらの子音字が来るかによって母音記号の発音が変わる。母音記号は子音文字の上下左右あるいは子音字をはさむ形で書かれ、母音記号と子音字が組み合わせがまるで一つの文字のように見える。子音字のみのときは、それぞれの子音字固有の母音をつけた発音になる。母音記号が23、子音字が35(ただし内2つはほとんど使用されない)ある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クメール文字」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Khmer alphabet 」があります。
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